Consultant JIJI
主にコネクタ設計を行う方を対象としていますのでマニアックな内容で、自ら設計を行うときに注意する内容などを習得します。
【1.1 自動車の環境】 (1) 振 動 (1)-1 エンジン振動 (1)-2 足回り振動 (1)-3 室内振動 (1)-4 ドア周り振動 (2) 温 度 (2)-1 エンジンルーム(ガソリンエンジン) (2)-2 エンジン上 (2)-3 室内 ルーフ裏 (2)-4 室内 インパネ裏 (2)-5 室内 下部(シート下) (3) その他 ストレス (4) 解 説 ① 接点接触荷重 (振動に耐えるため) ⑩ 高温下でクリープしにくい材料 ② オスメスハウジングの隙間詰め ③ 電線取り回しをしっかり固定 ④ カバー取り付け形状 ⑤ 耐熱樹脂、ゴム ⑧ 耐加水分解性能 ⑥ 部品の動きを電線で抑制しない搭載 ⑦ オスコネクタをプリントサーキットボードへの固定 ⑨ 高温環境下での強度 ⑪ 下地材質との拡散防止 ⑫ 導電性の良い材質 ⑬ ウイスカが発生しにくいメッキ仕様 ⑭ 耐塩化カルシウム材質
【2.1 圧着での確認事項】 【2.2 圧着断面(簡単なおさらい)】 ① C/H(クリンプハイト) ② C/W(クリンプワイド、ワイズ) 【2.3 端子部の圧着に必要なこと】 (1) 圧着後には端子内部の接触している所が少ない (2) 参 考 (3) 端子内で接触させるにはセレーションが重要 (4) 圧着の形状により、内部に残る接触圧 接触面積を増加 (5) 圧着のバレル巻き込み量は経年劣化を防止 (6) 電線圧縮率は、接触面積を増加 (7) ベルマウスの大きさは、衝撃引っ張りに影響 【2.4 圧着状態の整理】 【2.5 その他 】 (1) 電線を引っ張った時の圧着部の状態を必ず確認 (2) 圧着の顔は重
【3.1 コネクタ回収品について】 【3.2 接触不良(溶損)】 (1) ①接点部の解説 (2) ①接点部の回収品調査手順 (STEP1: 回収品の抵抗測定) (STEP2: 接点隙間寸法測定) (STEP3: 端子の外観確認) (STEP4: 接点確認) (STEP5: 接点の見方) 『オス接点』 『メス接点』 (STEP6: オス端子とメス端子の接点比較) (3) ②端子圧着部の回収品調査手順 (STEP1: 回収品の抵抗測定) (STEP2: ハウジングから端子を抜かずに自然放置する) (STEP3: サーマルショック試験を実施) (STEP4: 端子の外観上の寸法測定) (STEP5: 端子の断面カットで顔を確認) (STEP6: まとめ) (4) ③はんだ付け部の回収品調査手順(参考) (5) ④ネジ締結部の回収品調査手順(参考) 【3.3 水入り 】 (1) 防水コネクタの調査手順 (STEP1: 水入り 外観確認) (STEP2: 防水シール性能確認) (STEP3: 付着物分析) (SETP4: それぞれの浸入経路を確認) ③ハウジングシール ④電線ゴム栓シール ⑤電線内芯線から伝わり ⑥その他 (水が入った状態でオスメスコネクタを結合) (コネクタ取り外し時に水を十分除去しないで離脱) (樹脂部のマイクロクラックから、微小な染み込みがある場合)
【4.1 コネクタの弱点と対応方法】 (1) 耐高圧洗浄性能 (2) 耐凍結性能 (3) 防水シール ダミー栓(穴埋め栓)の保持力 【4.2 防水コネクタの要求性能】 (1) 防水シール圧力 (2) 耐高圧洗浄耐圧 (3)-2 エリア分け部位の解説 ①カップホルダ周り ②シート下 ③フロント周り ④水抜け通り道 ⑤バッテリ周りの下部 ⑥バンパ内 ⑦タイヤハウス、足回り ⑧床 下 ⑨エンジン上部 ⑩ドア内 ⑪ドア部の室内側 【4.2 まとめ 】
【5.1 金めっきの特徴】 【5.2 金めっきの特性】 (1) F-R特性(荷重と抵抗の特性) (2) なぜ金めっきを採用するのか? 【5.3 金めっきを使わないで良い端子構造】 (1) メス端子が、箱型構造となっていない。 (2) 向い合わせた端子(イヤンイヤン端子) (3) ピンポイント接点構造 (4) 折り曲げで箱ができている形状端子 (5) ステンレス(SUS)を導通目的で使用している端子 (6) バネ部のRがつぶれているもの、R部にクラックが入っている場合 (7) メス端子バネ部に過変形防止ストッパー (8) 高温下で接触荷重が低下しにくい銅合金系の材質 【5.4 スズめっき仕様】 (1) スズめっき厚は厚すぎないように設定 (2) 光沢スズめっき (3) 下地処理めっきにNiめっきを採用している場合は、高温下での使用を避けて設定 【5.5 使用電流】 【5.6 使用環境温度】 【5.7 振動摩耗】 【5.8 まとめ】